2021年9月19日(1334号) 

ワクチン接種を11月までに終えるとしながら
コールセンターやワクチン接種の委託契約は9月末まで
コールセンター委託費2億円、ワクチン接種会場の委託費1億6千万円


 宇治市議会9月定例会が、9月16日から10月12日までの27日間の会期で始まりました。
 新型コロナワクチン接種体制確保事業費追加として2億6000円や西小倉地域の小中一貫校設計委託費として2億8000万円の債務負担設定等の補正予算案が提案されています。

 新型コロナワクチン接種体制確保事業費としては、すでに接種券の印刷・郵送、コールセンターの運営委託、集団接種会場などの体制確保のための予算が、12月定例会で2045万円、3月定例会で3億6277万円の計3億8千万円が可決されています。

 さらに、2億6千万円が必要として補正予算が提出されていることについて、宮本議員は、9月14日の文教福祉常任委員会で、「ワクチン接種にかかる予算については既に3億8000万円が予算化されている。なぜ不足するのか」と質しました。

 担当課長(健康づくり推進課)は、「既決予算は、9月末までの予算で、10月以降のワクチン接種に係る費用として2億6000万円が必要だ」と答弁。
 コールセンターは、宇治市の安心館の中に3月16日に設置され、電話台数は20台で、約2億円です。

 集団接種会場の体制確保については、5月16日から日曜日に市役所、宇治徳洲会病院、宇治武田病院(一時期、市文化センターで月曜日から金曜日実施)での会場設営費や案内や受付のスタッフ(医師や看護師は市が雇用)の費用の20週分で、1億6000万円です。
 いずれも公募をせずに随意契約で、それぞれ(株)JTBと契約しています

 新型コロナの感染が広がり、11月末までに12歳以上の希望者にワクチン接種を終えるとしながら、コールセンターの設置もワクチン接種会場の体制確保の委託契約も9月末までしか結んでいないことは、計画そのものの杜撰さを示しています。

※ 市は、12歳以上の80%が接種希望とし、必要接種回数26万8000回数で、すでに19万7000回数接種済みで、達成可としています。