2021年9月12日(1333号) 

山城北保健所 「基本方針」を変更
「感染者増加で従来の保健所機能の維持困難」との理由で 
「濃厚接触者のPCR検査 健常者は基本的に実施しない」

  宇治市の8月の「新型コロナ」の新規感染者は833人で、累計2004人となりました。9月になっても新規感染者は、7日までで158人となっています。

 また、8月は小学生が52人、中学生が32人の84人の新規感染者がありました。9月になっても7日までに小学生6人、中学生2人の計8人の新規感染者が報告されています。

 山城北保健所は、「急激な感染者の増加があり、従来の保健所機能を維持することが困難になっている」と8月10日から、「同居家族等は濃厚接触者と判断するが、健常者は(保健所)職員の説明や府HPを案内し、自己判定による判断に委ね、無症状であれば、14日間の外出自粛を求める」ことに「基本方針」を変更しています。

 そして、行政検査についても「今までは詳細な疫学調査から特定した濃厚接触者全員に対しPCR検査を実施してきたが、(今後は)リスク者や同居家族等の実施とし、健常者は基本的には実施しない」としています。実際には、同居の家族は濃厚接触者と判断されても無症状の場合は、殆どPCR検査は実施されていません。

 夏休みに、新規感染者となった小中学生84人のうち、判明しているだけでも65人が、同居の家族が先に陽性となっています。殆どが発熱等の症状が出てからPCR検査をして陽性が判明しています。中には、兄が陽性と判定されて、4日後に姉が陽性となり、さらに11日後に小学生が陽性となったり、兄が陽性になり、3日後に母親が陽性、さらに3日後に父と姉、さらに6日後に小学生が発症し陽性と判断されています。

 感染しても自宅療養で、同居の家族もPCR検査はされず、発熱など発症してからPCR検査では、いくら感染予防をしていても同居の家族は、感染が避けられません。
 感染すれば入院や施設療養で隔離し、濃厚接触者と判断したらPCR検査をすることが求められます。