ことわざ

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●三度バッグになる…ムダにならないこと

     うっかり新聞紙をゴミ箱に入れたりしよう

     もんなら、いつ逮捕されてもおかしくない

     ほど、環境問題に関する意識が高まってき

     てますなあ。

     ホンマにええことやと思います。使い捨て

     やのうて、リサイクルの世の中ですわ。一

     度や二度は、当たり前。バッグを三回リサ

     イクルできる日も、近いんやないかと思い

     ます。

     そんな時が来たら、材料になったワニも、

     往生できるんのとちゃいますやろか。


                      (2002年10月29日)

    *旧ことわざ

      「サンドバッグになる」

               袋叩きにあうこと


●一石儲ける…偶然の幸運に恵まれること

     いやあ、よう考えたら、あの時眠り込んで

     しもて、一駅乗り過ごしてしもたんですが、

     それが運命の分かれ目でしたわ。

     あわててホームに降りると、足で何か踏ん

     でしもたんです。それが、なんと10カラ

     ットのダイヤモンドやったとは、ホンマに

     人生、何が起こるか分からんもんです。

     ええ、結局、落とし主が現れなかったもん

     で、私のもんになりました。それ以来、も

     う贅沢三昧の毎日ですわ。

     てな話を夢見てる人は、結構多いんとちゃ

     いますやろか。
     (2002年10月2日)

    *旧ことわざ

      「一席設ける」

               宴会を設けて、接待すること


●交際愛、半ばする…うまくいっているカップルの

   さま

   人間の付き合いゆうんは、ホンマに微妙な

   もんです。それが、男女の仲やったら、な

   おさらですわ。

   ひとめぼれ、片思い、プロポーズ、そして

   めでたく交際開始。そやけど、お互いの愛

   情の強さには、隔たりがあるもんです。そ

   の隔たりを努力して埋めていかんと、破綻

   につながることにもなりかねまへん。

     5分と5分、この絶妙なバランスを保って

   るカップルだけが、ホンマの幸せをゲット

   できるわけです。


                     (2002年9月14日)

    *旧ことわざ

      「功罪相半ばする」

               功と罪とが半々ぐらいで、良いか悪いかなんとも

               言えない



●八区の勢い…圧倒的に強い勢い

   えっ! もう当確が出たんですか。

     えらい早いこと、出ましたなあ。いやあ、

   逆風、逆風言われてたましたけど、そんな

   こと、この八区に限っては、全然関係あり

   まへんでした。ホンマに八区は、強いです

   わ。大したもんです。

     この勢いを、他の選挙区にも、おすそ分け

   してやりたい気持ちですわ。


                      (2002年9月1日)

    *旧ことわざ

      「破竹の勢い」

               止めようがないほどの、激しい勢い



●風船の灯火…相性が合わないこと

   灯火が、夜空をフワフワ浮かんでる。なん

   や、ロマンチックみたいな、怖いみたいな、

   けったいな気分ですやろなあ。

   そやけど、風船に火ィを近づけたら、普通

   は割れてしまうはずですわ。やっぱり、“風

   船の灯火”ゆうアイデアは、無理なんやな

   いかと思い始めてるとこなんです。

                      (2002年8月3日)

    *旧ことわざ

      「風前の灯火」

               今にも消滅してしまいそうな、危機が迫った状態に

               あること




●妻は投げられた…女性の地位が向上したということ

   「女は黙っとかんかい。これ以上、口ごた

   えするんやったら、ほたり投げたるで」。

   いや、こんな暴言を吐くような男は、もう

   この世の中にはおりまへん。

   “ら”抜き言葉は確かに違和感があるんや

   けど、“ら”を入れると、“受け身”なん

   か“可能”なんか“尊敬”なんか、よう分

   かりまへん。

   そやけど、妻が夫から投げられるはずは、

   ありまへんから、これは、「妻が(夫を)

   投げた」ことを尊敬して言うてるんやと思

   いますわ。

                     (2002年7月16日)

    *旧ことわざ

      「賽は投げられた」

               一旦決断した以上、やるしかないということ



●橋より重いものを持たない…当たり前のこ

  とを大げさに言うことこと

     何をアホなこと、言うてはるんですか。

   おもちゃの橋ならともかく、今までのどん

   な力持ちでも、橋を持ち上げたなんて、聞

   いたことがありまへんわ。それとも、どこ

   かに記録が残されてるとでも、言やはるん

   ですか。

     ほら、ありまへんやろ。ほな、「橋より重

   いものを持たない」ゆう言葉になんの意味

   があるんです。だれが聞いても、当たり前

   のことやないですか。せめて「自動車より

   重いものを持たない」と、言い直してもら

   えまへんやろか。

                      (2002年7月7日)

    *旧ことわざ

      「箸より重いものを持たない」

               裕福な家に育てられ、働いた経験がないこと



●提灯に釣りがねえ…だまされたような気がする

  こと

     いやあ、提灯なんて、めったに買うもんや

   おまへんやろ。そやから、ナンボぐらいす

   るもんか、見当つかへんやったわけです。

   ちょっと心配しながら店に入ったんやけど、
 
   安いのは2000円ぐらいからあったんで

   すわ。「思ったより安いもんやな。ほな、

   3000円のにしょ」と1万円札出したら、

   「小銭を切らして、6000円しか釣りが

   ない」言うんですわ。どないしょ思たけど、

   しゃあないから4000円のを買うてしも
 
   たんです。

   よう、考えたら、なんやだまされた気ィがせ

   んこともありまへん。

              (2002年6月22日)

    *旧ことわざ

      「提灯に釣鐘」

               差があり過ぎて、釣り合いがとれない




●音も刃もない…証拠を残さないこと

     「いやあ、その時間には、コトリとも音が

     しまへんでした」。

     事件直後の聞き込みにも、目撃者はもちろ

   んのこと、音を聞いた人もおらへんのです。

   凶器も見当たりまへん。犯人がだれか、ま

   ったく見当がつきませんわ。こんなに手が

   かりが見つからへんし、迷宮入りしそうな

   気配が漂ってるんです。

   どんな事件なんやて? だれかがこの壁に、

   ナイフで落書きしたんですわ。

              (2002年6月3日)

    *旧ことわざ

      「根も葉もない」

               なんの根拠もない



●不詳無粋
…なぜかパッと垢抜けしていないこと

       ホンマにええやつなんですけどなあ。もひ

     とつセンスが、良うないんです。

   昔風に言うたら“無粋”、今風に言うたら

   “ダサい”とでも、なるんでしょうか。い

   や、はっきりと、そうやったら、改めよう

   もあるんです。

   そやけど、その理由が、よう分からへんも

   んで、本人も周りも「なんでやねん」て、
 
   頭を抱えて往生してるんですわ。

                      (2002年5月26日)

    *旧ことわざ

      「夫唱婦随」

               夫が言い出したことに、妻が従うこと



●水かホース
…言葉遣いが誤っていること

      
“か”という場合は、AかそれともBのど

     ちらか一つを選ぶゆうことですわ。

   そやから、最初の言葉が“水”やったら、

   次は“お湯”とか“お茶”とか“コーヒ

   ー”が来るのが普通です。たまには、“油”

   とか“ガソリン”とか“女”とかあっても、

   間違いやとは言い切れません。
そやけど、

   “すっぽん”とか“ホース”とかの言葉が

   来たら、これはもう100%間違いやと確

   信を持って言うことができますわ。


                     (2002年5月10日)

    *旧ことわざ

      「三日坊主」

               飽きやすく長続きしないこと



●根っこに交番
…よく目立つこと  

       「さあ、そんな家、知りまへんわ。あそこの交番

       で聞いてみやはったら、ええんとちゃいますか。

       交番は、あの大きな木ィの根っこのとこにありま

       すから、すぐわかります」。

       そやけど、根っこに交番があるやなんて、ごっつ

       う大きな木ィなんやろなあ。家を探してんのも忘

       れてしもて、上をボウーッと見上げてしまうんや

       ないやろか。

       いっぺん、そんな木ィを見てみたいもんや。

                      (2002年4月30日)

    *旧ことわざ

      「猫に小判」

               いくら価値のあるものでも、価値の分からない

               人には、何の役にも立たないということ。


●鼻もみもある
…サービスが行き届いているこ

    と。  

      「いやあ、ホンマにごっつう大きかったでェ。1メー

      この前、駅前にオープンしたエステ、もう行かはり

      ました?

      建物もきれいやし、新しい器具もぎょうさん揃てる

      んやけど、とにかくけったいなサービスがついてる

      んですわ。なんやと思います? これが、“鼻もみ”

      ゆうサービスなんですわ。肩や腕や足をもんでもら

      うことはあるけど、鼻をもんでもらうのは初めてで

      した。最初はくすぐったい感じがしたけど、なかな

      かええ気持ちでしたわ。

      なんや、花粉症も軽ゥなったような気ィがしてるん

      です。             (2002年4月18日)

    *旧ことわざ

      「花も実もある」

               外見だけでなく、中身も優れていること。

 

 ●心象膨大…とかく物事は大げさに伝わりがちだ

    ということ。  

      「いやあ、ホンマにごっつう大きかったでェ。1メー

      トルは優にあったと思うわ」。

      逃がした魚は大きいと言うけど、1メートルもある

      ボラはめったにおりまへん。そんなこと言うてるか

      ら、大ボラふきて言われるんですわ。

      えっ、なんやて。ボラやのうて、タイやったて。だい

      たい(大タイ)、それぐらいあったやて。しょうもない

      しゃれ言うてる場合とちゃいますわ。

                        (2002年4月7日)

    *旧ことわざ

      「針小棒大」

               物事を大げさに言うこと。

 

 ●タンカーを切る…できそうにもないこと。  

      啖呵を切るのは、勇気があれば、やれます。短歌

      を切るのは、短歌名人やったら造作もありまへん。

      担架をなんで切らなアカンのか、理由はこの際わ

      きに置いとくにして、強力な電動ノコギリで時間を

      かけたら、なんとかなりそうな気がせんでもありま

      へん。

      そやけど、これがあのタンカーとなると、もうお手

      上げです。どないして切ったらええんか、想像もつ

      きまへんわ。(2002年3月9日)

    *旧ことわざ

      「啖呵(たんか)を切る」

               歯切れのいい口調でまくしたてる。

 

 ●ブタに新種…トンでもないこと。  

      そら、クローン牛やクローン羊が、現れ始めた世

      の中です。ブタの方も、うかうかしておられへんゆ

      う焦りがあったかもしれまへん。「なんでクローン

      豚、作ってくれへんねん」ゆう不満もあったかもし

      れまへん。

      そやけど、ナンボなんでも、あれはないやろと思

      います。新しいブタの種類が誕生したて聞いたも

      んで、早速見せてもろたんやけど、ああなったら、

      もうブタと呼べまへん。トンでもない話ですわ。

      (2002年1月6日)

    *旧ことわざ

      「豚に真珠」

               いくら価値のあるものでも、価値の分からない

               人には、何の役にも立たないということ。

 

 ●拙者、食わん…配慮が足りないこと。  

   「武士は食わねど高楊枝」ゆうことわざがありまし

      たなあ。

      武士の誇り高い様子を言うたわけですが、これは

      ちょっと違います。自分は食べないということを、

      意思表示してるわけです。ダイエットの最中なん

      か、さっき食品売り場で試食してきたんか、理由

      はよう分かりまへん。

      そやけど、ここは忘年会で、しかも食べ放題なん

      ですわ。食べ放題で食べんと、どないすんねん。

      それも、拙者やなんて、いつの時代の言葉、使て

      からに。人をおちょくるんも、たいがいにしてほし

      いわ。 (2001年12月27日)

    *旧ことわざ

      「切歯扼腕」

               非常に悔しがったり、怒ったりすること。

 

 ●仏の顔もサンド…度を超しているということ。  

      そういえば、童話で、お菓子の国ゆう話がありまし

      たなあ。

      もう、とにかくなんでもお菓子でできてるんですわ。

      家から、ベッドから、テレビから、いやテレビは出

      てきてなかったと思いますけど。そやから、パンの

      国ゆうのも、ひょっとしたら考えられるかもしれま

      へん。

      そやけど、ナンボなんでも、仏様の顔をサンドイッ

      チにするやなんて、あんまりやと思いますわ。

      (2001年12月12日)

    *旧ことわざ

      「仏の顔も三度」

               我慢するにも限度があるということ。

 

 ●所変われば、品が変わる…中心人物が

   変われば、雰囲気もガラリと変わること。  

      所ジョージはん、バラエティの司会などで大活躍さ

      れてはります。

      そやけど、何かの都合で、番組を降りることになっ

      たそうですわ。司会が変わったら、同じ番組でも、

      雰囲気はガラリと変わってまうと思います。

      上品になるか、それとも下品になるか? それは、

      次の人がだれになるかによって、違ってきますわ。

      (2001年12月9日)

    *旧ことわざ

      「所変われば品変わる」

               土地が変われば、風俗・習慣・言葉などが変わ

               る。

 

 ●添加物を与えず…健康に気を配ること。  

      健康を保つ第一の秘訣は、食べ物に気を配ること

      ですわ。

      栄養のバランスやら、食べる量やら、いろんなこと

      にぎょうさん気ィつけなあきまへん。添加物なんて、

      もってのほかです。買うたらアカン、使たらアカン、

      食べたらアカンのですわ。

      「買う前に、表示をよう見“てんか”」。いや、“てん

      か”物は一切あきまへんて、さっきから言うてます

      やろ。(2001年12月2日)

    *旧ことわざ

      「天二物を与えず」

               人間はみんな長所と短所を持ち合わせていて、

               完璧な人間などいない。

 

 ●これも衣装あれも衣装…一見、同じよう

   に見えても、天と地の差があること。  

      人類が、着るもんに興味を持ち始めたのは、いつ

      ごろからやろなあ。

      「ねえねえねえ、この青がええやろか。それともこ

      っちの黒の方が、映えるやろか。どっちがええと

      思う。ねえねえねえ」。

      「ねえねえねえ」と問い詰められる前から、こちら

      の答えは決まってます。安い方を指さし、「こっち

      が似合うで」。「そうかなあ? 私は、こっちの方

      がええと思うんやけど」。

      結局、衣装の選択権は、権力者に委ねられる運

      命にあるんですわ。(2001年11月11日)

    *旧ことわざ

      「これも一生あれも一生」

               人間の生き方は、さまざまであるということ。

 

 ●なんかずーっとバス…気がつかぬ間にマ

    ンネリ化してしまうこと。  

      そこまで行く交通手段やったら、いくつか考えられ

      ます。

      JR、地下鉄、私鉄電車、バス、タクシー、自転車、

      駆け足、徒歩、ウサギ跳び、馬車、人力車…。い

      や、だんだんウソっぽくなるから、このへんでやめ

      ときますけど。

      なんでかよう理由は分からへんねんけど、気がつ

      いたらいっつもバスで来てばっかりなんですわ。

      (2001年11月6日)

    *旧ことわざ

      「鳴かず飛ばず」

               長い間、活躍できない状態が続いているとい

               う様子。

 

 ●どうしょう? ウム…いろいろと迷うこと。

      そやなあ。これもええけど、あれもええわ。

      これは柄はええけど、値段が高すぎるわ。ほな、

      これにしょうか? いや、ちょっと地味すぎるみた

      いやわ。あっ、これもええなあ。結構、安いわ。デ

      ザインもなかなかセンスええで。よし、これに決

      めよ。

      えっ、ダメや。サイズが合わへん。もうちょっと、

      生地が伸びて大きゅうならへんやろか。うーん、

      無理みたいやわ。ほな、どれにしょうかなあ?

      (2001年10月21日)

    *旧ことわざ

      「同床異夢」

               境遇は同じでも、考え方はそれぞれ違って

               いること。

 

 ●テグス値引く…あまり実効性のないこと。

      「これ、もうちょっと、どうにかならんやろか。あと、

      30円だけ、勉強してんか」。

      そやけど、テグス(釣り糸)て、ナンボもしまへんや

      ろ。値切ったとこで、どないなるゆうんですか。

      こうなると、値切りそのものを楽しんでる、マニアと

      しか考えられまへんわ。こんな客に来られたら、店

      の方は往生しますやろなあ。(2001年10月13日)

    *旧ことわざ

      「手薬練(てぐすね)引く」

               十分に準備して、その時が来るのを待つこと。

 

 ●幸いは忘れたころにやってくる…あ

    まり期待していなかったのに、思いがけず幸福が訪れ

    ること。

       買ったことをすっかり忘れてた宝くじを、ひょいと確

      かめてみたら、100万円が当たってた、なんてこと

      はありまへんか。「こんな商品、絶対売れへん」と諦

      めてたんが、当たりに当たって大ヒットを飛ばした、

      なんてことはありまへんか。

      いや、期待してたらあきまへん。幸福ゆうやつは、案

      外恥ずかしがり屋なんですわ。近づくのが分かっても、

      知らんふりしてたら、向こうからどんどんそばに寄って

      きてくれるもんなんです。(2001年9月15日)

    *旧ことわざ

      「災害は忘れたころにやってくる」

               災害というものは、人の警戒心がなくなってきた頃

               に、えてして起きるものである。

 

 

 ●「閣下?」「そうよぅ!」…怪しい仲。

       「ちょっと、これコピーしてきてくれへんか」「なんで

       やねん」。これ、上司と部下の会話なんですわ。こ

       んな会話がホンマにあるんやないかと思うぐらい、

       言葉遣いが乱れてますなあ。

       そやから、社長のことを「かっかあ〜(閣下)?」て

       しり上がりに呼ぶのも、そうとがめだてするほどの

       ことやないかと思います。

       そやけど、それに「そうよぅ!」て答えるのは、ナン

       ボなんでもどうかしてますわ。絶対、二人は怪しい

       関係にあるんやないかと、私はにらんでるんです

       けど…。(2001年8月29日)

    *旧ことわざ

      「隔靴掻痒」

               もどかしいこと。歯がゆいこと。

 

 ●金貨極上…無駄も極まれりということ。

       昔、グレシャムはんとゆう経済学者がおって、「悪

       貨は良貨を駆逐する」て言うたそうです。

       いやあ、確かに、あぶく銭や賄賂みたいな悪い金

       が横行してますわ。良貨は、ホンマにどこに消えて

       しもたんやて、叫びたい気持ちです。

       そやけど、ナンボ質を改良しようゆうたかて、金貨

       ゆうんは、ちょっと行き過ぎですわ。それも、極上

       やて? いったい何を考えてんねん。(2001年8

       月25日)

    *旧ことわざ

      「金科玉条」

               絶対的なものとして守っている教え、規則。

 

 ●ヒッキーの引き倒し…最初の印象と全然違っ

    ていること。

       まさか、あの宇多田ヒカルが、相撲ファンとは知り

       まへんでしたわ。

       それも、結構はまってて、オタクゆうかマニアックな

       ぐらい、詳しいそうですねん。決まり手なんか、当然、

       全部暗記してるらしいですわ。

       そやけど、理論と実践は、違います。クラスメートと、

       じゃれながら相撲取ってたら、“引き倒し”ゆう決まり

       手にない手を使ったそうです。(注:全部、作り話で

       すので、念のため)(2001年8月21日)

    *旧ことわざ

      「贔屓(ひいき)の引き倒し」

               贔屓しすぎて、かえってダメにすること。

 

 ●大臣の前の障子…疑惑を招くこと。

       大臣ゆうたら、政治家の中でも、特に力を持っては

       るお人です。

       その人が、今、まさに障子を開けようとしてはるん

       です。障子ゆうたら料亭のことですわ。障子の向こ

       う側には、あの悪名高い越後屋が、どっしりと座っ

       ておるんです。いや、これから二人が会うて、何を

       話されはるんかは、よう分かりまへん。ひょっとし

       たら、おとなしく飲みながら、とりとめのない世間話

       を交わすだけかもしれまへん。

       そやけど、こんな状況やったら、怪しむなゆう方が

       無理な相談とちゃいますやろか。(2001年8月

       19日)

    *旧ことわざ

      「大事の前の小事」

               大きな事を行うためには、少々の犠牲はやむを得

               ないこと。大きな事を行うには、小さな事にも油断

               せず気を配らなければならないこと。

 

 ●乗れんのに腕押し…厚かましさに閉口すること。

       「押さないでください、押さないでください。これ以上

       は、乗れません。次の列車をご利用ください」。

       こんな放送が流れてんのに、「まだまだ乗れるはず

       や」て、ぎゅうぎゅう後ろから押してくるんですわ。ド

       厚かましい人なんか、体の一部さえとにかく入れた

       らこっちのもんやと思てんのか、腕を押し入れてく

       るんです。

       ホンマに、ええ加減にほしいもんですわ。(2001

       年8月9日)

    *旧ことわざ

      「暖簾に腕押し」

               手ごたえがなく歯ごたえがないこと。

 

 ●煮た物、フゥーフゥー…用心深すぎて、失

    敗すること。

       好物ゆうたら、刺身とか寿司ですやろか。

       いや、そんなことありまへん。煮物もいただきます

       けど、まあ、どっちかゆうと猫舌の方なんですわ。

       そやから、すぐにはなかなか食べられへんのです。

       フゥーフゥーゆうて、口をすぼめて冷やしてるんで

       すわ。

       ほな、だんだんあごが疲れてきて、肝心の食べる

       時に、口がよう動かへんのです。味もよう分かりま

       へんねん。(2001年8月5日)

    *旧ことわざ

      「似た者夫婦」

               好みや性質が似ている夫婦。

 

 ●月とズボン…似ても似つかないこと。

       月とすっぽんやったら、確かに全然ちゃうもんやけ

       ど、まあるい形してるとこが似てるゆう共通点もあ

       ります。

       そやけど、月とズボンなんですわ。どこをどない探

       しても、似てるとこなんか、これっぽっちもありまへ

       ん。

       ナンボ飲んどっても、月と間違てズボン眺めてるア

       ホはおりまへんやろし、ズボンと間違て月を履こう

       思ても、でけしまへんわ。(2001年8月1日)

    *旧ことわざ

      「月とスッポン」

               似ているが、実際は比べものにならないほどかけ

               離れていること。

 

 ●チョーさん、欲しい…際限なき欲望のこと。

       「いやあ、あの選手はとてもベリーナイスですねえ。

       いわゆる、ひとつの型にはまっていない、んー、パ

       ワフルなそれでいてしなやかなシャープとでもいい

       ましょうか、まあ本当に素晴らしい選手を獲得でき

       たということでは、最高のスタートが切れそうだとい

       うことで満足しています。しかし、中日のあの選手も

       ナイスですねえ。ぜひわが巨人軍に来てほしいと、

       プロポーズしたいところです。それから、横浜の彼も

       グッドですねえ…」。

       チョーさん、もうええ加減にしといてくれまへんやろ

       か。(2001年7月28日)

    *旧ことわざ

      「朝三暮四」

               目先のことにとらわれて、結果が同じになることに

               気がつかないこと。また、言葉たくみにだますこと。

 

 ●旧師に衣装を得る…ありがた迷惑なこと。

       ずっと以前にお世話になった先生と、道でバッタリ

       会ったとしますわ。

       「やあ、元気みたいやなあ」「先生こそ、お元気に

       してはるみたいで、何よりですわ」みたいな会話か

       ら始まって、はや小一時間。そろそろ行かなアカン

       なあ思てるころに、「そや。あんた、私の着てたえ

       え服があんねん。私、太ってしもて、もう入らへん

       から、あんたにあげるわ。今からうちにおいで」。

       こう言われてしもたら、たとえ流行遅れの柄で、サ

       イズが少々違てても、ありがたく頂戴するしかあり

       まへん。(2001年7月25日)

    *旧ことわざ

      「九死に一生を得る」

               死にそうだったところを、どうにか助かること。

 

 ●カナエの軽重を問う…失礼にも、ほどがあること。

       女性に年齢を尋ねたりするんは、やっぱりちょっと

       遠慮するのが普通やないかと思います。

       ましてや、佳苗はんか香奈枝はんか知りまへんけ

       ど、初対面の女性に体重を聞くやなんて、ホンマに

       何を考えてんねん。非常識、ここに極まれりですわ。

       「聞かんでも、見たら分かる」やて。そんなこと言う

       のが、もっと失礼ゆうもんです。(2001年7月22

       日)

    *旧ことわざ

      「鼎の軽重を問う」

               権威のある人の力を疑って、その地位を奪おうとす

               ること。

 

 ●進出奇抜…ユニークな戦略が功を奏すこと。

       人とおんなしこと考えとったら、いつまでたっても芽

       ェが出ません。芽ェが出んどころか、根っこから引

       き抜かれてまうぐらい、殺伐とした世の中ですわ。

       このシビアな生存競争を勝ち抜いていくためには、

       奇抜な発想がないとあきまへん。

       そんな企業だけが、新しい分野にたくましゅう進出

       していくことができるんですわ。(2001年7月13

       日)

    *旧ことわざ

      「神出鬼没」

               出没が変幻自在で、どこにいるか分からないこと。

 

 ●ターザンの石…真実かどうか怪しいこと。

       これが縄文人が愛用してた、ハエたたき。そっちに

       あるのは、北京原人がダイエットに使てた、健康歩

       行器ですわ。

       世の中には、ホンマかいなと思われるいかがわし

       いもんが、ようけいあるもんですなあ。ターザンが

       持っていたゆう石も、その一つです。

       眉に唾を塗って、聞かなアカンねんけど、なんやそ

       こにロマンが漂ってる感じがしてくるもんやから、始

       末に終えんのですわ。(2001年7月4日)

    *旧ことわざ

      「他山の石」

               他人の誤った言動が、自分にとって良い教訓になる

               こと。

 

 ●バンジー、休す…気合いが抜けること。

       「よし、行くで。いやあ、やっぱり怖いわ。やめとこ。

       そやけど、めったにない機会やないか。ここで、怖気

       づいててどないすんねん。みんなの笑い者になるで。

       よっしゃ、わいも男や。死んだつもりで、やったるで」。

       迷いに迷った末、ようやく覚悟を決めてやって来たら、

       バンジージャンプ場は今日が休業日ゆうんですわ。せ

       っかく乗った気合いもいっぺんに抜けてしもたんです。

       (2001年7月1日)

    *旧ことわざ

      「万事休す」

               もはやどうしようもないということ。

 

 ●立て板にミス…大勢の前で恥をかくこと。

       「ほら、あの立て看板、見てくれへんか。わいが書い

       たんやで。なかなかようでけてるやろ。これでも、書道

       6段の腕前なんやわ。いやあ、そこまで感心してもろた

       ら、照れてしまうわ。えっ! なんやて。この字ィ、間違

       うてるやて。ワッ! ホンマや。どないしょ。見らんとい

       てんか。見たらアカン! 見たらアカン言うてるやろ!」。

       書いたら、間違いがないかどうか、もう一度確かめて

       おかなあきまへんなあ。(2001年6月29日)

    *旧ことわざ

      「立て板に水」

               引っ掛かりなく、すらすらとしゃべるたとえ。

 

 ●神?人?えっ!…すがすがしい気持ちになった途端に、

     びっくりするような出来事に遭遇すること。

       「男はこうあるべし、女はこうあるべし」。今ごろこんな

       セリフで、男らしさや女らしさを説いたかて、だあれも

       耳を傾けてくれまへん。

       「あの人、どうも男らしいわ」「いや、女らしいで」。らし

       さの内容も、ここまで変化してしもたんですわ。

       そやけど、そんなレベルの話とちゃいます。「神様か

       もしれへん。でも、やっぱり人間やろな。ひょっとした

       ら…」。想像してるだけで、心が清められていくみたい

       に感じられるはずですわ。(2001年6月21日)

    *旧ことわざ

      「紙一重」

               ほんのわずかな違いや隔たり。

 

 ●破棄、ダメにする…非常に後悔すること。

       「おい! こ、ここに置いてあった書類、どないしたん

       や。えっ、なんやて。や、破ってしもったやて。あちゃ

       あー! それ、大事な書類やったのに。いったい、ど

       ないしてくれるんや。アカン。もう、ダメや。もうわしの

       人生、おしまいや」。

       大事なものは、大切にしもとかなあきまへん。破る時

       には、確かめて破らなあきまへん。(2001年6月19

       日)

    *旧ことわざ

      「掃溜に鶴」

               つまらないところに、不釣り合いなすぐれたものがい

               るたとえ。

 

 ●4面? そうか…気持ちが入ってないことが態

     度に表れること。

       新聞の1面には、トップニュースが載ってます。最後

       のページは、テレビ欄、その裏は、マンガと事件など

       の社会欄。ここまでは、新聞をあんまり読んでへん

       人でも、お分かりやと思います。

       そやけど、4面ゆうたら、なんやったやろか? スポ

       ーツ欄やないことだけは、自信がありますけどなあ。

       政治欄または国際欄? ああ、そうか、そうやったん

       か。あんまり関心があらへんことには、ついつい相槌

       も気が抜けたもんになってしまうんですわ。(2001年

       6月13日)

    *旧ことわざ

      「四面楚歌」

               周りを敵に囲まれ、味方がだれもいないこと。

 

 ●停電の辟易…本当に困り果てていること。

       停電してから、もう30分になるんです。

       長いこと、真っ暗闇の中に置かれてるゆうだけでも、

       往生こいてんのに、場所がトイレの中やったらなおさ

       らですわ。それも本を読んでたから、よけい困り果て

       てんのです。時計の針だけが光って見えてるんやけ

       ど、そんなもん、なんの役にも立ちまへん。

       「停電でも読める蛍光インクの本を発明したら、売れ

       るやろなと、闇の中でアホなことを考えてるとこです

       わ。(2001年6月5日)

    *旧ことわざ

      「青天の霹靂」

               状突然、思いがけない事件が起きること。

 

 ●知らぬがほっとけ…怠惰なこと。

       確かに、知らんままでいた方がええことも、ぎょうさん

       あります。そやけど、恥を忍んでも人に聞いとかなア

       カンことも、ぎょうさんあるんです。

       無関心は、決して美徳やありまへん。ヤジウマ根性、

       良う言うたら好奇心が、人間を成長させてくれるんで

       す。

       怠けてばっかしやったら、ホンマに後で往生しまっ

       せ。(2001年6月2日)

    *旧ことわざ

      「知らぬが仏」

               状況を理解していない人を、あざける時に使う言葉。

 

 ●触る者は日々にうっとうしい…行き過ぎれば

     逆効果になるということ。

       そら、スキンシップは大事です。握手したり、頭をなで

       たり、ほかにもいろんなことして、友情や愛情を確か

       め合うことが必要なんは、よう分かってます。

       そやけど、あんまりベタベタベタベタし過ぎてたら、こ

       れはやっぱりあきまへん。だんだんうっとうしゅうなっ

       て、かえって離れとうなるもんです。

       世の中、なんでもほどほどがええゆうことですなあ。

       (2001年5月30日)

    *旧ことわざ

      「去る者は日々に疎し」

               親しかった人でも、付き合いが少なくなっていくと、

               だんだんと関係が薄くなる。

 

 ●ご使用大事…大切に使うべきだということ。

       今は、なんでも物があふれ返ってます。そやから、こ

       われたらすぐ買い換えようとしてしまうんですわ。

       そやけど、これでホンマにええんですやろか。子孫に

       美しい地球を残すことができるんやろかと、考えてし

       まいます。

       環境問題の視点からも、やっぱり物はもっと大切に

       使うよう、心がけなアカンと思うんですわ。(2001年

       5月27日)

    *旧ことわざ

      「後生大事」

               信仰に励むこと。非常に大事にすること。

 

 ●暗闇の鉄棒…無謀なことは慎んだ方がいいということ。

       暗闇に鉄砲ぶっ放されたら、怖いと思います。

       そやけど、真っ暗闇の中で、「大車輪やれ」言われた

       ら、そらもっとビビりますわ。明るいところでもでけへ

       んのに、暗いところでできるわけがない。まず逆上が

       りの練習から、始めなあきまへんわ。

       だいたい、オリンピック選手でも、難儀やと思います

       で。審判も大変やわ。赤外線カメラの映像で採点す

       るんやから。やっぱりそんなアホなことは、せん方が

       身のためですわ。(2001年5月15日)

    *旧ことわざ

      「暗闇の鉄砲」

               あてずっぽうに、なんでもやってみること。

 

 ●クスリも過ぎれば毒となる…何事も節度が

      肝心ということ。

       笑いには、ナチュラル・キラー細胞の動きを活性化さ

       せ、ガン細胞を殺してしまうゆう働きもあるそうです。

       「クスリ」と笑うんは、ホンマに体にええわけですわ。

       そやけど、何事も行き過ぎたらあきまへん。笑い過ぎ

       て、腹が痛うなって、病院に運ばれてくるゆう人も、い

       やはるそうです。

       「健康のため、笑いすぎにご注意ください」。こんなテ

       ロップが、お笑い番組の冒頭に流れされる日も近い

       んかもしれまへんなあ。(2001年5月8日)

    *旧ことわざ

      「薬も過ぎれば毒となる」

               どんな良いことでも、限度を過ぎると良くない。

 

 ●機上のクローン…謎を解くカギが見つかること。

       「確かに、その時刻には、飛行機の中におってん。そ

       やけど、どうもしっくり来ェへんねん。これには、絶対

       に、裏があるはずや」。

       鉄壁のアリバイ、巧妙に仕掛けられたトリック。捜査

       はますます困難を極める。しかし、ついに謎は解け

       た。飛行機に乗っていたのは、クローン人間やった。

       こんなミステリーが、はやってくるのとちゃいますや

       ろか。(2001年5月6日)

    *旧ことわざ

      「机上の空論」

               頭の中で考えただけで、実現性に乏しい議論や計

               画。

 

 ●簡単な相手だす…なめてかかると、思わぬ落とし穴が

      待ち受けていること。

        「なんや、アイツかいな。こら、手ごたえあらへんわ。

       ものの30分で片付けたる」。

       相手をのんでかかるゆうのと、ちょっとちゃいますね

       ん。完全に相手をなめきってるみたいなんですわ。

       こないなると、こっちにも心のスキが生まれてしまい

       ます。計算どおり、圧倒的な優勢を築いたはずが、

       二歩を打って、無念の敗北を喫してしまう羽目にな

       るわけですわ。(2001年4月28日)

    *旧ことわざ

      「肝胆相照らす」

               心の底を打ち明けて、親しく付き合うこと。

 

 ●二本の足を踏む…大失敗をしでかすこと。

       満員電車で通勤してはるサラリーマンの方やったら、

       人の足を踏んでしもたことの一度や二度は、あるや

       ろと思います。

       そんな時、「すみません」と言った相手が、怖いお兄

       さんやったらビビリ上がってまうけど、かわいいお姉

       さんやったらラッキーと思うのも、まあ人情としてよう

       分かりますわ。

       そやけど、二本の足をいっぺんに踏んでしもたら、こ

       らあきまへん。どんなにうれしいことがあっても、くれ

       ぐれも電車の中で、ジャンプせんように、忠告しとき

       ます。(2001年4月21日)

    *旧ことわざ

      「二の足を踏む」

               しり込みする。ためらう。

 

 ●一(ワン)を聞いて、十(テン)まで聞く

    …最後の最後まで、葛藤を続けること。

       KO負けする時のボクサーの心境は、どんなもんで

       すやろなあ。

       ワン(ン? どないしたんや)、ツー(あっ、おれ、倒

       されたんやな)、スリー(まだまだ時間はあるわ)、フ

       ォー(よっしゃ、そろそろ起き上がったろか)、ファイ

       ブ(あ痛ッ!)、シックス(痛ッ、イタタタッ!)、セブン

       (ツ、ツツツツッ!)、エイト(クソッ!)、ナイン(い、

       いくで)、テン(だ、ダメや)。

       極限の状態での葛藤、これこそボクサーの醍醐味な

       のかもしれまへん。(2001年4月18日)

    *旧ことわざ

      「一を聞いて十を知る」

               非常に物分かりがいいこと。

 

 ●苦しい時のかみさん頼み…鬼にもすがりたい気持ち。

       「な、来月の小遣いから、きっと返すから、頼むわ。

       な、な!」。こんな光景が、今日もどこかの家庭で

       繰り広げられてるはずです。

       「しゃあないなあ。今度だけやで」と言う、いやおっ

       しゃられるかみさんの顔は“仏”に見えます。「イヤ

       や。この前もおんなじセリフ言うて、裏切ったやな

       いの」と言うかみさんの顔は、“鬼”に見えます。

       化粧のノリよりも、一つの言葉の方が、女性の美

       醜を左右する決定的な要素になってるんですわ。

       (2001年4月14日)

    *旧ことわざ

      「苦しい時の神頼み」

               日ごろは信心がないのに、困った時だけ神仏に頼ろうとすること。

 

 ●思い立ったが仏滅なかなか行動を起こさないこと。

       烏が入った風呂ゆうんも、あんまり入りとうないけ

       よっしゃ、やったろと思ったんやけど、今日は仏滅

       やしなあ。縁起が悪いから、やめとこ。

       新しいことをやろうと思ても、よう考えたらしんどい

       ことばっかしですわ。

       そやから、やめる理由は、ナンボでも見つかります。

       仏滅やのうて、どないな理由でもええんです。空模

       様が怪しいから、時計の針が遅れてるから、阪神が

       負けたから…。(2001年4月8日)

    *旧ことわざ

      「思い立ったが吉日」

               思い立ったら、すぐに取りかかった方がよいということ。

 

 ●ガラスの行水無茶はしない方が、身のためだということ。

       烏が入った風呂ゆうんも、あんまり入りとうないけ

       ど、それは気持ちの持ち方で克服でけんこともあ

       りまへん。

       そやけど、ガラスの入った風呂は、危のうて危の

       うて、入れるもんやおまへん。無理して入ったら、

       足に大ケガするのがオチですわ。

       ところで、五右衛門風呂て、知ってはりますか?

       鉄の湯船に浮いた、まあるい板を踏んで入る風

       呂ですわ。ホンマに懐かしいですなあ。いや、こ

       れやったら、ガラスが行水した後でも、大丈夫や

       と思ただけです。(2001年4月3日)

    *旧ことわざ

      「烏の行水」

               入浴している時間が、非常に短いこと。

 

 ●起きて半升寝て一升…行き過ぎていること

       ヒット曲を見ても、テレビドラマを見ても、みんな若

       世の中には、なんでも限度ゆうもんがあります。

       そら、ちょっと飲めば百薬の長かもしれまへん。程

       ほどに飲めば、ストレスのはけ口かもしれまへん。

       楽しく飲めば、コミュニケーションを深めることに役

       立つはずです。

       そやけど、1日に1升半は、ナンボなんでも飲み過

       ぎですわ。(2001年4月2日)

    *旧ことわざ

      「起きて半畳寝て一畳」

               それ相応の地位があれば、十分だということ。

 

 ●私の頭も新人カラー媚びを売ったために、かえって軽べつされること。

       ヒット曲を見ても、テレビドラマを見ても、みんな若

       者向けばかりです。

       1週間もぼんやりしてたら、流行に取り残されて、

       化石扱いされかねまへん。

       「今年、入社してきた新人は、どんなんやろか?

       何、考えてるかよう分からんけど、バカにされんよう

       に、若いふりしとかなアカンな。そや。髪の毛の色

       を、おんなじように染めたろ。みんな、何色にして

       るんやろか?」。

       こんなことしてたら、バカにされても仕方ありまへ

       んわ。(2001年3月31日)

    *旧ことわざ

      「鰯の頭も信心から」

               つまらないものでも、信心の対象となれば、ありが

               たく思えるものだということ。

 

 ●後ろ指を刺される…危機管理意識が欠けていること。

       腕を後ろに組んで、のけぞり返って話す。マンガで

       描かれてる、悪徳政治家やワンマン社長の、おな

       じみのポーズですわ。

       これ、はっきり言って、あんまりええ姿勢とは言え

       まへん。偉そうに見えるし、全くもって無用心です

       わ。前から危険が迫ってきても、すぐに対応でけ

       へんし、かといって後ろの敵にも強いわけやない。

       後ろの指を刺されても、しゃあないと思いますわ。

       (2001年3月25日)

    *旧ことわざ

      「後ろ指を指される」

             自分の知らないところで、悪口を言われる。

 

 ●ウォンをアダで返す…礼儀知らずなこと。

       経済の動きは、複雑過ぎて、なかなかよう分かりま

       へん。

       そやけど、投資家がごっつう増えてるそうです。円

       の上がり下がりに一喜一憂してる人も、ぎょうさん

       いやはると思います。

       そんな時に、ずっと前に貸してた50万ウォンを、

       知人が返してくれるゆうんですわ。そやけど、それ

       がウォンやのうて、1830万アダを送る言うんです。

       アダ言われても、どこの国の通貨か、よう分かりま

       へん。

       ましてや、それで得してんのか損してんのか。もう、

       ホンマにわやですわ。(2001年3月21日)

    *旧ことわざ

      「恩を仇で返す」

             恩のある人に、ひどい仕打ちをすること。

 

 ●老婆は1日にしてならず…人生の重みを感じること。

    (高木タブーさんの作品〔掲示板参照〕に、コメントをつけてみました)

       おばあちゃんは、さすがやわ。ええ味、出してはる。

       そやけど、ここまで来るのに、ぎょうさん苦労もされ

       はったみたいや。あの顔や手のしわは、おばあちゃ

       んの人生の勲章やねん。

       おばあちゃんも、やっぱり赤ん坊の時代があったん

       やろうなあ。かわいい少女の時代もあったんやろう

       なあ。

       この姿にたどり着くまで、何日生きてきはったんや

       ろか。まだまだ長生きしてほしいもんや。(2001

       年3月19日)

    *旧ことわざ

      「ローマは1日にして成らず」

             どんなことも、長い年月の労苦の上に成し遂げら

               れるということ。     

 

 ●ロバは1日にして馴らす…簡単にできること。

       ロバを飼い馴らすのは、1日でOKや。

       犬やったら3日もあれば、大丈夫。ネコやったら、

       できれば1週間はほしいとこやなあ。

       コオロギ? コオロギを飼い馴らしてどないすんね

       ん。い、いや、それだけ報酬もらえるんやったら、

       やってみますわ。3か月みてもらえまへんやろか。

       ライオン? こら、難儀やわ。5年はかかります。

       えっ、それだけは、カンニンしてください。人間は、

       一生かかっても馴らすことはできまへん。(2001

       年3月17日)

    *旧ことわざ

      「ローマは1日にして成らず」

             どんなことも、長い年月の労苦の上に成し遂げら

               れるということ。

 

 ●ゼェゼェヒィヒィ…全力を尽くすこと。

       今は、生きがいが見出しにくい時代やと思います。

       物に恵まれ、苦労せずに育った世代にとっては、出世主義や

       モーレツ社員という言葉を聞いても、ピンと来ェへんのは、し

       ゃあないことかもしれまへん。

       そやけど、そんな時代やからこそ、全力を尽くしてる人間の

       姿を見てると、感動がこみあげてくるんですわ。

       いや、“ハァハァヒィヒィ”“フゥフゥハァハァ”では、あきまへん。

       ここは、何がなんでも、“ゼェゼェヒィヒィ”やないとアカンので

       すわ。(2001年3月15日)

    *旧ことわざ

      「是々非々」

             良いことには賛成し、悪いことには反対するという、公平無私

               なこと。

 

 ●いっそ、ガンバに回れ…一貫した信念に欠けていること。

       「何年応援してると思てんねん。今度とゆう今度は、見切りを

       つけたわ。もう、タイガースとはおさらばや。野球ともサイナ

       ラ。これからは、Jリーグの時代や。ガンバ大阪! 期待して

       るで」。

       ちょっと、ちょっと待ってください。そら、気持ちは分かるけど、

       ナンボ負けても応援するのが、真のタイガースファンとちゃい

       ますか。

       「物事には、限度ゆうもんがある」やて。確かに、そのとおり

       です。

       そやけど、その限度がどれだけ大きいかによって、その人の

       器量の大きさが測られるのとちゃいますやろか。(2001年

       3月13日)

    *旧ことわざ

      「急がば回れ」

             急ぐときは、遠くても安全な道を行った方が、結局早く行き着く

               こと。

 

 ●本音、身に沁みる…なんでも真に受けたら、ひどい目にあうこと。

       身に沁みるんが“人の情け”やったらええけど、本音やったら

       えらいことですわ。

       「遠慮はいらん。今日は、本音でとことん議論しょうやないか」

       ゆう言葉に惑わされて、ガンガン本音をぶつけてしもたら、結

       果はもう見えてます。

       双方とも、心はズタズタ、ボロボロ、ぼろ雑巾から同情受けて

       しまうぐらい、悲惨な結末を迎えるに決まってますわ。

       日本社会は、まだまだ「あうんの呼吸」が生きてる社会です。

       TPOをわきまえとかんと、えらい目にあいますよ。(2001年

       3月11日)

    *旧ことわざ

      「骨身に沁みる」

             喜びや悲しみを、心身に強く感じること。

 

 ●梅に、浮くイス…欲望が、果てしなく広がっていくこと。

        物の本質を見抜くには、視点ゆうものが大事になってきます。

       一番ええ視点は、なんて言うても同じ高さの視点やと思います。

       そやから、梅の美しさをホンマに楽しもう思たら、梅の花の高さ

       から見るのが最高なんですわ。

       「ああ、ウグイスみたいに空が飛べたらええなあ。そやけど、ず

       っと立って見るのも疲れるなあ。そや。空中に浮くイスがないや

       ろか」。

       こんなふうに、望みは果てしなく広がっていくのです。(2001年

       3月9日)

    *旧ことわざ

      「梅に鶯(うぐいす)」

             とりあわせがよいこと。

 

 ●いいさ鎌倉…損得勘定でしか行動しないこと。

       「さあ大変や。世の中、ホンマにえらいことになってるで。みんな、

       今こそ立ち上がろうやないか」。今時、こんなアジテーションぶっ

       たかて、だあれも来てくれまへんわ。

       それよりも、「なんか、ええことあるみたいやで」「あそこ、おもろ

       いでェ。絶対、おススメやわ」、こんな甘い言葉の方が、効果が

       あるみたいなんやなあ。

       情けない世の中になったもんです。源頼朝はんも、嘆いてはると

       思いますわ。(2001年3月8日)

    *旧ことわざ

      「いざ鎌倉」

             危急の事態や大事の起こって、自分が立ち上がらねばということ。

 

 ●周囲に「マジ?」と笑われれば赤くなる…理不

      尽なこと

       「えっ、ウッソー」「それ、マジで言うてるん? ワハハハハハッ…」。

       昔は、真面目にコツコツやるのが美徳やったはずです。二宮金次

       郎はん(ちょっと古すぎ?)かて、あんなに尊敬されてはったのに、

       今は、見る影もありまへん。

       なんでか知らんけど、今では、真面目にやってるもんがアホに見ら

       れる風潮があります。真面目なギャグゆうても、「サブーッ!」と言

       うて、だあれも相手にしてくれへんのですわ。これ、ホンマにおかし

       い世の中やと思いまへん?(2001年3月5日)

    *旧ことわざ

      「朱に交われば赤くなる」

             付き合う仲間によって、良くも悪くもなること。

 

 ●いっぱい血にまみれる…戦争など、悲惨な状態が続いて

      いること

        「バトル・ロワイアル」。ぎょうさん血しぶきが飛んでましたなあ。ヤ

       クザ映画、顔負けですわ。

       そやけど、まあ映画の中の話やったら、まだ笑ってすまされます。

       世界のあちこちでは、まだまだ血で血を洗う戦争や紛争が続いて

       るんですわ。

       こんな言葉は、死語にせなあきまへん。その日が、一日も早く来

       るよう、祈ってますわ。(2001年3月2日)

    *旧ことわざ

      「一敗地に塗れる」

             立ち上がれないほど、大きな失敗をすること。

 

 ●雪が降ろうが槍が降ろうが非常に強い決意を示すこ

       と。

       そら、雨が降ったぐらいでは、キャンセルなんかしまへん。そやけ

       ど、雪が降ったら、交通機関がマヒしてまうから、確実なことは言

       えまへんなあ。

       ましてや、明日の天気予報で、「雪時々槍、ところによっては強く

       降るでしょう」て言うてますねん。ナンボなんでも、ここはひとつ勘

       弁してもらえまへんやろか。

       ええーっ! それでも、「来い」言わはるんですか。殺生やなあ。

       い、いや、行きます。ああ、絶対行ってみせますわ。(2001年

       2月28日)

    *旧ことわざ

      「雨が降ろうが槍が降ろうが」

             強い決意を示すこと。

 

 ●点に向かって唾を吐く人生、なかなか思うようにいかな

       いということ。

       まずは、地面に1円玉を置く。そして直立した姿勢から、その1円

       玉の中心に向かって、唾を吐く。簡単なようで、これがなかなか当

       たらんもんです。

       人生かておんなしですわ。簡単そうに見えて、なかなかうまいこと

       いかんのが、世の常ゆうもんです。

       これが5百円玉(旧でも新でもよろしい)や2千円札(新しかあらへ

       んな)が的やったら、結構当たると思います。そやから、ここはや

       っぱし1円玉やないとアカンのですわ。(2001年2月26日)

    *旧ことわざ

      「天に向かって唾を吐く」

             人に害をもたらそうとして、かえって自分の方が損害を被ること。

 

 ●箸が転ぶのはおかしい物事は、まず科学的に見るべきだ

       ということ。

       風も吹いてない、箸の角が丸くなってもない、だれかが触ったわけ

       でもない。そやのに、箸がいきなり転がり始めたんですわ。

       ほな、「どないなってんねん。なんや、けったいなトリックが仕掛け

       てるんやないか」、こう考えるんが筋ゆうもんでっしゃろ。

       そやけど、世の中には、「霊が乗り移ってるで。たたりやわ」て、オ

       カルト方面に走りたがる人がぎょうさんおるんです。これ、科学的

       解明を放棄して、単なる思考停止。はよ言うたら、脳がサボりたが

       ってるだけとちゃいますやろか。(2001年2月23日)

    *旧ことわざ

      「箸が転んでもおかしい」

             若い娘は、ちょっとしたことにもよく笑うということ。

 

 ●人のふり見て若いふり直せ?年相応に生きるのが、

       本当に素晴らしい生き方なのだろうかと、自分自身に問いかけるこ

       と。

        「よう、あんなにケバい服、着れるもんや。自分の年を考えたらええ

       のに」と、毒づいたことはありませんか(少なくとも私はある)?

       「年甲斐もなく、ようあんな恥ずかしいことできるもんやわ」と、つぶや

       いたことはありませんか(少なくとも私にはある)?

       そやけど、自分のことをじっくり振り返ってみたら、結構、年甲斐もな

       くアホなことやってるもんですわ。

       エイジレスの時代です。年のことなんか考えんと、好きなように生きる

       んが、一番ええんやとちゃいますやろか。(2001年2月21日)

    *旧ことわざ

      「人のふり見て我がふり直せ」

             他人のいいところ悪いところをじっくり観察し、自分の行為を反省し、改

               めるべきであるという意味。

 

 ●石の上にも3年生…じっと耐えている姿が、なんとも言えずいじ

       らしいこと。

        「すんませんけど、ちょっと風邪をこじらせたもんで、今日は休ませて

       川の土手におったのも3年生、広っぱでサッカーやってたのも3年生、

       石の上に座って弁当食べてんのも3年生。

       今日は、3年生の遠足ですわ。1・2年生は、学校に慣れるまでの大事

       な時期、4・5・6年生は大人の世界に近づく大事な時期。3年生は、ど

       うでもええほったらかされる時期。

       そうゆうわけでもないんやろうけども、尻が痛いのをガマンして、石の

       上に座り続ける姿が、何ともいじらしく目に映ってくるんですわ。

       あと、1年だけ、辛抱してや。(2001年2月19日)

    *旧ことわざ

      「石の上にも3年」

             辛くても、辛抱することが大事であるということ。

 

 ●明日は明日の風邪をひく…都合のいい口実を見つけること。

        「すんませんけど、ちょっと風邪をこじらせたもんで、今日は休ませて

        もらいます」「そうか。大事にしいや」。こんな会話をスムーズに成り

        立たせてくれる風邪ゆう病気は、ホンマにありがたい存在ですわ。

        もしこれが、腸捻転やら右股関節脱臼やったら、こうはいきまへん。

        「そら、おおごとや。見舞いに行くから、病院教えてや」て言われでも

        したら、往生こいてしまいます。

        「2、3日、寝てれば、治ると思いますから」。やっぱし、仮病には、

        風邪がよう似合てますわ。(2001年2月18日)

     *旧ことわざ

      「明日は明日の風が吹く」

             くよくよしていても、仕方がないということ。

 

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