「(仮称)お茶と宇治のまち歴史公園」整備運営事業
25億3510万円で約20年 NECグループと契約
うじ未来(旧民進)・自民・公明らが賛成し可決

2018年10月21日(1191号)
 
  宇治市は、25億円3150万円で、「(仮称)お茶と宇治のまち歴史公園」の「交流ゾーン」(約1・1㌶)のミュージアムや宇治茶体験施設などを建設し、その後の管理運営をNECグループに委ねる契約議案を9月定例会に提出しました。

 契約議案は、建設水道常任委員会で4日、9日、10日、12日の4日にわたり審査され、採決では可否同数になり久保田委員長(自民党)が賛成し可決されました。

 そして、最終日の10月16日に本会議で採決がおこなわれ、うじ未来(旧民進)・自民・公明・無会派議員が賛成し可決されました。

 採決にあたって、共産党議員は「4年間で85億円も収支不足になると言って、敬老会事業の廃止や針あんま助成廃止や駐輪場など利用料の引き上げなど市民に負担を押しつける一方で、88億円もの事業を進めるのは税金の使い方が間違っている。PFI方式で、20年に渡って民間に設計・建設・管理運営を委ねることは市や議会のチェックができなくなる。2グループから提案があり、Nグループと契約する議案だが、他のグループの提案内容はいっさい示されず、しかもNグループの提案書の黒塗りの『のり弁当』のような状態では、なぜNグループが優れているか判断できない」と反対討論を行いました。
 
 京都維新・宇治の議員も「市民や高齢者福祉を削りながら88億円も使うのは反対」と反対討論を行いました。

 うじ未来の議員は「将来の宇治市のまちづくりを考える上で民間活力の活用は欠かせない」、公明党議員は「史跡ゾーンだけの整備になれば、市の財政負担増になるとこと」と賛成討論を行いました。

 自民党議員と無会派議員は、討論をせず賛成をしました。
 閉会後、自民党議員団の団長は「自民党は公共投資を進める立場だ。大手NECグループが赤字運営をするとは思えない。民間活力に蓋をすることは避けなければならない」(「洛タイ新報」17日付)と語っています。