太閤堤跡の「歴史公園」の整備運営に88億円も使いながら
宇治市 「有料ごみ袋制の導入」「古紙回収の報奨金制度の見直し」を検討

2018年10月14日(1190号)
 
  市議会・市民環境常任委員会が10月5日に開催され、宇治市は「有料ごみ袋制の導入」「古紙回収の報奨金制度の見直し」などを含んだ「第3次ごみ処理基本計画」の素案について報告がありました。
 市は、「素案」に対するパブリックコメントを10月12日から11月13日まで実施するとしています。

 市では、これまで市民の協力でごみの減量化や分別に取り組み、家庭系ごみの市民1人1日あたりのごみの排出量は、平成10年度の623㌘から平成29年度には436㌘に減少しています。一方、事業系ごみの1日あたりの排出量は、平成10年の31.2トンから平成29年度には35.2トンに増加しています。

 古紙回収については、平成10年度は年間1126トンでしたが、平成29年度には8345トンと7.4倍になりリサイクルがすすんでいます。市は、自治会やPTAなどでの古紙や古布の集団回収にへの報奨金をだして推奨しています。その結果、平成15年度の取り組み団体は395団体でしたが、平成29年度は537団体になっています。報奨金は、これらの団体の活動費となっています。

 ところが、「素案」では、「自治会等の地域団体による、古紙及び古布の集団回収事業を推進します」と言いながら「報奨金の見直しについて検討します」としています。平成29年度の「報奨金」は、4061万円です。
 また、市は平成25年から「指定ごみ袋制」を導入しました。当初、市は指定したごみ袋を有料で購入するように「有料化」をめざしましたが、多くの市民の反対で、有料化にしませんでした。

 今回の「素案」では、「厳しい財政状況の中、引き続きごみ減量に資する事業等を展開する新たな財源確保のため、有料ごみ袋制度の導入について検討します」としています。

 太閤堤跡の歴史公園整備には88億円も使う一方で、「有料ごみ袋制の導入」や「古紙回収の報奨金制度の見直し」などは止めるべきです。