宇治市社会福祉協議会
残業代未払い6人分で3000時間分
過労死ラインを超える人も・・

2018年9月30日(1188号)
 
  市議会全員協議会が9月20日に開かれ、宇治市が出資する公社等10団体の昨年度の事業・決算・経営評価などが報告されました。
 宇治市社会福祉協議会の審査の中で、昨年度の人件費が、一昨年と比較して1500万円ほど増加しており、そのことを質すと市民環境部副部長(地域福祉課長)が「16年度は、年度途中の退職者があり臨時的に低かったほか、過年度分の時間外手当(残業代)の未払い分を支払った」と答弁。

 宮本議員が、「未払いの時間外は何時間分で何人分か。最高は何時間か」と追及すると副部長は「6人分で、3000時間分。最高は780時間」と答弁。

 さらに宮本議員の「過労死ラインを超えているのか」の追及にこども福祉部長は「限りなく近い人もいる」と答弁。宮本議員は、「6人の月別の時間外勤務時間」の資料の提出を求めました。
 所管の地域福祉課は実態の把握ができておらず、宮本議員の質問に度々、休憩をとって答弁に窮するなどを繰り返し、結局、午後11時過ぎに、当日の質疑を打ち切り、再度、10月1日に質疑をおこなうことになりました。

 宇治市社会福祉協議会は、市役所隣の宇治市総合福祉会館にあり、今年の1月頃、福祉会館から退出時の機械警備の記録と、職員の残業時間が符合していないことから、残業代の未払いが判明し、過去2年分を調査し、残業代を支払ったとのことです。
【過労死ライン】労災保険のなかで、過労死の認定基準の1つとして、一ヶ月の時間外労働が100時間、2か月から6か月の平均の時間外労働が80時間以上だと認定されます。