太閤堤跡の歴史公園  議会は、議案を審査するところ
資料も示さず、議決を求めるのは議会の軽視

2018年9月23日(1187号)
 
 宇治市議会9月定例会が、9月18日に開会し、10月16日までの会期で開かれます。
 市長は、宇治川太閤堤跡に新たな観光拠点として「(仮称)お茶と宇治のまち歴史公園」の整備運営をPFI事業者のNECグループと約25億円で契約する議案を提出しました。

 市は、初めてPFI方式を導入し、事業者に設計・建設・運営等を約20年にわたり委ねるため、その提案を募集し、2事業者から提案があり、NECグループと契約をしようとしています。

 議会には、NECグループの提案内容の概要(多くは黒塗りで「のり弁当」状態)のみ示されましたが、もう一者の提案は示されていません。これでは、なぜ、NECグループの提案が他者より優れているのか判断のしようがありません。党議員の「なぜ、示さないのか」との追及に、市は「契約しない事業者の提案内容を明らかにすると、他にアイデアが活用され、企業の利益を損なう恐れがある」と説明しています。

また、「選定委員会でで検討し決めた」とも言っていますが、検討委員は全て市長が委嘱した人ばかりで、選定委員会での会議録の提出を求めても未だに議会に提出されていません。

「市長が契約の相手方を決めたので、何も見ずに議会は、黙って賛成せよ」とは、議会の役割を否定するもの以外なにものでもありません。

 議会で契約議案の審査にあたっては、市民の声を聞いてほしいと「公聴会」の開催を求める請願が出されています。
 共産党議員団は、「公聴会を開催し、市民の声を聞くべきだ」と公聴会の開催を求めています。