太閤堤跡の「歴史公園」整備事業 PFI事業者の提案
建設水道委員会   非開示多く「判断できない」と批判意見続出
2グループから提案あるも、提案内容の開示は優先交渉権者分のみ

2018年8月26日(1183号)
 
 宇治市は、太閤堤跡の歴史公園整備事業に約88億円もかけようとしています。
 市は、歴史公園の中心施設である「観光交流センター」の設計・施工・管理運営を20年近く委ねるPFI事業として実施するために、別表のように市の計画概要(「要求水準」)をまとめ、民間事業者を公募していました。 2グループからの応募があり、NECグループを優先交渉権者とすることで「基本協定」を結んだと、8月17日の市議会建設水道常任委員会に報告がありました。

 提案内容の詳細は、「企業秘密」として、その多くが「のり弁当」のように黒塗りで、しかも、2グループから提案がありましたが、なぜNECグループを優先交渉権者としたのか、他のグループは、どのような提案をしているのかは、「企業秘密」として開示されてていません。

 市は、9月定例会に事業者を決める「契約議案」を提出したいとしていますが、これでは、議会で審査のしようがありません。議会は。市が決めた事業者の追認機関ではありません。

 他会派の委員からも「なぜ非公開なのか」「どうやって判断しろというのか、怒りを覚える」などの意見が出されました。

市の計画とNECグループの提案との比較 
  市の計画①  事業者提案② ②/① 
ミュージアム  750㎡ 433.56㎡ 57.80%
宇治茶体験室  100㎡ 196.05㎡ 196.05%
レストラン  200㎡ 160.01㎡ 80.01%
ショップ  150㎡ 46.84㎡ 31.23%
講義室  300㎡ 277.77㎡ 92.59%
エントランス  370㎡ 317.82㎡ 85.90%
その他(事務室)  450㎡ 704.42㎡ 156.54%
合計  2320㎡ 2136.47㎡ 92.09%
展望デッキ    101.52㎡  
総計  2320㎡ 2237.99㎡ 96.47%