6月定例会  西小倉地域 市教委が踏み込んだ考え示す
「小中一貫校も視野に学校統廃合の方向性を定める」
2018年6月17日(1174号) 
 宇治市議会6月定例会は、6月1日に開会し、6月27日までの会期27日で開かれています。6月12日から15日の4日間は一般質問が行われ、19人の議員か質問に立ちます。

 うじ未来(旧民進党議員団)の石田議員が、「児童数減少で学年単学級が発生している」と校区再編と小中一貫校新設の考えを質した質問に伊賀教育部長は、「児童・生徒数の推移、通学距離や通学の安全、地域コミュニティとの関係などに十分配慮しながら校区再編の検討が必要」「学校施設の長寿命化計画を20年度末には策定する必要があり、学校統廃合の具体的検討をしたい」と答弁しました。

 また、「西小倉地域による3小1中(西小倉小・北小倉小・南小倉小・西小倉中)の小中一貫校要望から7年が経過しており、児童・生徒数の推移、住民や保護者の意向などを確認し、設置も視野に入れながら学校統廃合の方向性を定めたい」と答弁しました。

 市教委は平成19年に「宇治市小中一貫教育と学校規模等適正化の方向 ~NEXUS プラン~」を策定し、「学校規模・学校は位置の適正化」をめざすとしていますが、先行した小中一貫校の「黄檗学園」(宇治小学校と黄檗中学校)では、33学級1020人の過大規模になっています。
 西小倉地域での統廃合による小中一貫校は、3小学校の児童数は、824人(17年5月1日)で3小1中の一貫校になれば、1200人超の大規模校になります。

 小中学校のトイレ改修が進んでいますが、西小倉地域の3小1中は、未だに計画もありません。未だに計画のないのは、西小倉地域の3小1中以外では笠取小と南宇治中だけです。

 学校統廃合を急ぐのではなく、「臭い・汚い・暗い」学校のトイレ改修こそ急ぐべきです。小学生は6年、中学生は3年たてば卒業です。どの子にもよい教育環境をつくるのが行政の責任です。