宇治市教委    大久保幼稚園廃園に続き
 宇治公民館・市民会館の閉館強行を狙う
  
2017年12月17日(1150号) 
 宇治市は、大久保幼稚園の廃園に続いて、今度は宇治公民館・市民会館を来年3月31日で閉館しようとしています。

 市教委は、閉館の理由に次の3点を上げています。➀施設南側のJR所有の土地の借地の返却を求められた、②JR複線化工事が始まり、利用者の動線確保に課題が生じる、③施設建物の耐震強度に課題がある。

 しかし、JR所有の土地は、線路から数㍍の敷地で、公民館の建物への影響はありません。複線化工事についても、その工事によって他への影響、ましてや公民館が使えなくなるような支障を与える工事は問題です。市の公共工事で商店の営業に影響を及ぼすことはありません。耐震強度不足についても10年も前から分かっていることです。

 すでに分かっていたことを放置しておいて、閉館することは許されません。

 また、閉館後については、「宇治公民館利用者が他の公共施設等を利用できるよう利用調整に努める」としています。つまり、他の公共施設が使えるようにしたいというものです。
 これまで、市教委は、「機能移転」と言って太閤堤跡歴史公園につくる「市民交流センター」の部屋を使えるようにし、結局、公民館をなくす考えでした。しかし、「公民館はなくすべきでない」との追及に、市教委は「5館体制は維持する」と答弁しています。

 公民館は社会教育法で、「実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もつて住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする」とされており、単なる貸館ではありません。
 市教委は、宇治公民館が使えなくなるなら、代替え措置を示すべきです。