大久保幼稚園廃園問題
市教委は廃園の前にやるべきことをすべき
 「3年保育」「預かり保育」・・・
2017年11月26日(1147号) 
 宇治市は12月定例会に大久保幼稚園の廃園条例を提出し、廃園を強行しようとしています。そして、廃園の理由を定員割れをしているからとしています。
 しかし、市は、私立幼稚園では既に実施されており、保護者からの要望の強い3年保育や預かり保育については一貫して拒否してきました。
 今年3月、「公立幼稚園検討委員会」からだされた「提言書」でも「3年保育や預かり保育、特別支援教育等について、積極的に取り組んでいく必要がある」とされています。 今回、2020年3月末で大久保幼稚園を廃園し、同年4月から3年保育を試行するとしていますが、試行するのは東宇治幼稚園のみです。
 また、預かり保育は、神明幼稚園と木幡幼稚園のみの試行です。

大久保幼稚園の廃園理由

 大久保幼稚園を廃園する理由に、①他の3園に比べて在園児が少ない、②1キロ余りの近隣に私立幼稚園2園、保育所2園、認定こども園1園がある。ことをあげています。
 しかし、理由にしている私立幼稚園の1園は城陽市にある幼稚園で、保育所が1キロ余りの近隣にあるとしていますが、保育所は両親が働いているなど「保育に欠ける」こどもしか入所できません。 

支援必要なこどもは通園できず

 公立幼稚園には、支援が必要なこどもも通園し、集団の中で成長発達していますが、大久保幼稚園が廃園になると西宇治地域のこどもは通園が困難になります。
「廃園ありき」ではなく「3年保育」「預かり保育」などを実施すべきです。
幼稚園再編計画   
2017年度  2018年度  2019年度  2020年度 
大久保幼稚園  2年保育    廃園 
神明幼稚園  2年保育  預かり保育試行   
東宇治幼稚園  2年保育   3年保育試行 
木幡幼稚園  2年保育  預かり保育試行