就学援助 入学準備金は入学前に支給すべき
教育長「実務面で課題があるが、入学前支給を検討したい」
2017年11月12日(1145号) 
現在、入学後の1学期末に支給

 現在、就学援助は宇治市では小学生・中学生の2割近い児童・生徒が利用しています。 ところが、毎年4月に申請を受け付け、決定支給は1学期末になります。一番お金が必要な新学期に間に合いません。
 宮本議員は、3月定例会の代表質問で、入学準備金は入学前に支給すべきと求めてきました。
 当時の教育部長は「入学前支給を行う場合にどのような課題があるのか、検討してまいりたい」と答弁していました。

今年度から入学準備金引き上げ

 今年度から小学生の入学準備金は4万600円(以前は2万470円)、中学生の入学準備金は4万7400円(以前は2万3550円)に引き上げられました。

 宮本議員は決算特別委員会で「中学校入学時は制服やクラブ用具など負担が大きい。入学準備金の引き上げは入学時の保護者負担が大きいことからだ。入学後の夏休み前に支給ではなく、入学前に準備金として支給すべきだ」と市教委の検討結果を質しました。

 市教委は、10月の教育部審査の中では、「規則(宇治市就学援助規則)の中で、在学すること、就学援助の判定は前年所得をもって判定しているので、年度の変わる前の認定は、現在の仕組みではできない」と答弁しました。 

 そこで、11月7日の決算特別委員会・総括質疑で宮本議員の「来年中学校に入学する現小学6年生は在学しており、今年度は既に認定を受け給食費などが支給されている。現行の規則にも合致し、入学前に支給すべきだ」との追及に教育長は「実務面での課題があるが、入学前の支給を検討したい」と答弁しました。