学校給食の民間委託
前回落札額の1.3倍の予定価格へ
   「市場動向調査」と超過入札業者などから聞き取り 
     
2017年9月24日(1138号) 
  「学校給食の委託費は業者言いなりではないか」と以前にも書きましたが、9月定例会に来年からの委託先を決める予算が提案されていますが、同じようなことが起こっています。小学校の給食調理は、現在、22校中14校が民間委託です。 

 市は、「民間委託になれば経費が安くつく」と言ってきました。「民間委託すれば、最初は委託費は安くても、段々高くなる」との指摘にも、市は「競争入札するので、競争原理が働き高くならない」と言っていました。 ところが、昨年12月の大久保小の委託先を決める入札では、予定価格(5505万円)を大幅に上回る入札(6912万円)で不調になりました。そこで、超過入札をした業者などから「市場動向調査」と聞き取りをして、予定価格を6850万円に24%も引き上げて、再度、入札を実施しました。

 この入札に、市は超加入札した業者も指名し、入札に参加しましたが、他の業者に落札しました。

 今回、宇治小や大開小の委託先を決めようとしている入札では、現在の契約額の1.3倍の予定価格で入札をしようとしています。 とても3年間で、従業員に賃金が3割もアップしたとは考えられません。


(予定価格=地方自治体など工事の発注者が事前に設定する落札価格の上限。予定価格を下回る入札をした業者の中から、最も低い金額を提示した業者に落札させる。)


前回の契約額と今回の予定価格(予定) 
  児童数 ①前回落札額  ②予定価格 ※  ②/① 
菟道小学校  291人  32,351,000  38,025,000  1.18倍 
大開小学校  416人  31,180,000  40,500,000  1.30倍 
岡屋小学校  432人  37,650,000  40,500,000  1.08倍 
宇治小学校  744人  48,369,000  62,925,000  1.30倍 
児童数は、17年5月1日現在。     ※予定価格は見込みです。