宇治川花火大会
   「8月打ち上げ、100発、5~10分・・・・・」
       
 迷走の末、結局 8月打ち上げは断念 将来も「非常に困難」     
2017年7月30日(1131号) 
 宇治市は、7月28日に開催された市議会・市民環境常任委員会(「市環委」)で、2013年を最後に3年連続中止となった「宇治川花火」について、8月中の開催を断念したことを報告し、「今後の実施も非常に困難」と考えを示しました。

 「宇治川花火大会」は、1961年から53回の歴史を持ち、2014年に宇治川の増水によって打ち上げ場所の宇治川の中州が水没したため、中止となり、また、福知山花火大会で露店の爆発事故(2013年)によって安全対策を再検討する必要が生じ3年連続中止となっていました。

 そうした中で、宇治川花火大会は半世紀をこす歴史があり、府内最大規模で多くの観光客で賑わい、多くの市民から再開を求める声が出されていました。

 昨年の市長選挙で、山本市長は、自らのマニフェストで「安全で安心な宇治川花火大会に向け、市・商工会議所・観光協会とオール宇治体制で取り組む」としていました。

 市は今年5月には、市議会市環委に「8月上旬、宇治橋下流の宇治川河川敷から花火を打ち上げる方向で検討」「規模(従来は5000発)は縮小」などと報告していました。

 そして、6月の市環委では、「8月中の実施を検討」「打ち上げは100発程度で5~10分で検討」と修正し報告をしていました。

 市は、今回、8月中の実施断念の理由を「主催3者は、今年4月の業者がまとめた企画書を以て、宇治署など関係機関と協議をしたが、人出予測や警備体制などについて、警察から『計画が甘い』と指摘され、8月の実施を断念した」と答弁しました。

 党議員は「雑踏警備のプロは警察だ。もっと早い段階で協議をすべきだ」と当局の見通しの甘い取り組みを厳しく追及しました。

 他の議員からも、「花火大会の再開を望む市民に期待を持たせ、ガッカリさせている」など、市の取り組みに厳しい指摘がありました。