大型スーパーの開発による交通渋滞問題
「来客の自動車で右折待ち渋滞等が発生しないように」経産省指針
「周辺地域の生活環境の保持に努めたい」宇治市
2017年7月2日(1126号) 
  府道八幡宇治線と市道大久保名木線、市道伊勢田58号線が交差する伊勢田町中ノ田にスーパーの建設が始まっています。
 
 スーパー前の府道と市道の交差点付近は変則の交差点で、車両が渋滞し、歩行者が危険な状態にあり、地元からの交差点の改良の要望がだされています。

 ところが、 スーパーの出入り口は、府道八幡宇治線と市道大久保名木線からの2箇所のみで、府道側から東行きで右折で進入しようとすれば、いっそうの渋滞を引き起こし、歩行者の横断なども危険になります。

 宮本議員は、6月定例会の一般質問で、大型スーパー建設に対して、法律(「大店立地法」)で府は、「市町村から当該公告に係る大規模小売店舗の周辺の地域の生活環境の保持の見地からの意見を聴かなければならない」と定められている。庁内の関係課からは、どのような意見が出され、市はどのような意見を述べたのかと市の姿勢を追及しました。

 交通政策課は、「出入口の交通安全対策として、視距の確保に努めて欲しい」「事業者は繁忙期に交通整理員配置のあるが、その基準があれば教えて欲しい」と意見を述べるだけで、地元からだされている交通渋滞の解消については無視し、市は、庁内各課からの意見をまとめ、「ごみの自己処理」「児童生徒の下校時の安全確保の対策」だけを求める意見書を府に提出しています。

 宮本議員は、「経済産業省が定めた大型小売店を設置する場合の指針では、来客の自動車による右折待ち渋滞等が発生しないようにすること。駐車場へは左折入出庫を原則とし、設置者は、来客の自動車が極力駐車施設へ右折入庫することとならないようにすることを求めている。地元の要望を無視して、意見も言わない市の姿勢は問題だ」と市の姿勢を厳しく追及。

 市は、「府と協力しながら大店立地法に基づき、周辺の地域の生活環境の保持に努めたい」と答弁しました。