保育所待機児 144人 3年連続増加
しかし今年度の対策 新設はなく定数増50人のみ

2017年4月23日(1117号) 
 宇治市は4月17日に開かれた市議会・文教福祉常任委員会に、今年度の保育所の入所状況について報告をしました。
 報告によると、入所申請者は過去最多の4194人が申請し、定数3860人を73人上回る3933人が入所しましたが、入所辞退者を除く144人が待機児となりました。

 宮本議員は、「市長は『私が就任して(国基準では)待機児はゼロになった』と言っていたが、市長の言う国基準でも10人、市の基準では、144人だ。増え続けている。今年度の計画は、来年4月に槇島ひいらぎ保育園の50人の定数増しか対策がない。新設も含めて本格的に定数増をはかるべきだ」と市の姿勢を追及しました。

 市は、「待機児を重く受け止めている。今後も引き続き対策を検討したい」と答弁しました。
 市は待機児の地域偏在などを理由に、この間、保育所の待機児対策として保育所の新設より、空き家などを利用した「家庭的保育事業」や小規模保育事業などをすすめてきました。

 しかし、待機児は中宇治が55人、東宇治が53人、西宇治が36人となっており、いずれの地域でも保育所の新設が必要です。
 市長は、「国基準では待機児10人」と言っています。国基準とは、育児休業中や保育所に入れず「家庭的保育事業」や「小規模保育所」を利用しているこどもは待機児としないというものです。
待機児童数     (人)  
  市基準  国定義 
2008年  86  44 
2009年  132  77 
2010年  174  105 
2011年  93  27 
2012年  94  15 
2013年  84  0 
2014年  81  0 
2015年  109  0 
2016年  125  0 
2017年  144  10