宇治市でもやっと中学校給食実施へ
教育委員全員一致で決定 実施に向けて調査・検討

2017年1月29日(1105号) 
 市教委は1月24日、定例会を開き、市立中学校で給食を実施することを全会一致で決めました。

 同市では長年、弁当持参が原則で、持ってこられない生徒のためには弁当を販売する昼食提供事業を実施していますが、すでに全国では88%の学校で中学校給食が実施され、府内でも26自治体のうち22の自治体で実施または実施に向けての検討がなされています。

 「宇治市の中学校給食の実現をめざす会」のみなさんは、2014年12月の市議会定例会に約1万人の署名を添えて中学校給食の実施を求める請願を提出しましたが、自民・公明・民進などの反対で不採択となりました。

 昨年秋には、8千筆余の署名をそえて市教委に実施の要望を行ってきました。

 そして、現在開会中の12月定例会に再度、中学校給食実施を求める請願が出され、1月19日の文教福祉常任委員会では、全会一致で採択されています。

 こうした中で開かれた宇治市教育委員会の定例会の議論では、委員から「パンやコンビニ弁当などと回答した生徒が10%おり、栄養バランスの偏りがある。給食があれば発達などに大きな優位性がある」「給食だと全生徒に効果がある」「学校給食は食育を推進していく上で重要な役割がある。社会状況の変化に対応する時期に来ている」「給食であれば、(昼食提供にはない)就学援助の適用ができる」などの意見が出され、加賀爪委員長が「ほかにも教育課題はあり、優先順位を再構築するのは大変だが、(中学校給食は)実施すべきと考える」とまとめ、教育委員の総意を確認し、全員一致で実施することを決めました。