給食の民間委託
「競争原理が働く」と言いながら、1社入札
大久保小 予定価格5505万円に6912万円で入札、不調に
2017年1月1日(1102号) 
 宇治市は、「給食の民間委託しないで」との3万5千筆を超す要請署名を無視し、2000年度から学校給食の民間委託を始め、現在、14校で民間委託が行われています。

 市教委は、民間委託すれば、安上がりで「財政効果」は、調理師5人配置校では、1500万円から2000万円で、4年間の累積効果は6~7億円になると答弁していました。

 市教委の言い分なら宇治小(2000年度から民間委託)や大久保小(2008年度から民間委託)などでは、財政効果は数十億円になります。そうならば、トイレ改修などの財源が十分確保できたはずですが、実際には、そうした財政効果はありません。 

 それどころか、市教委は、委託先を入札で決めれば、競争原理が働き財政効果は大きいと強弁していましたが、来年度、大久保小の入札(2017~2019年度の3年)を実施したところ、入札参加業者は1社しかなく、予め公表している予定価格を1407万円も上回る6912万円で入札し、不調となりました。 

 大久保小では、2008年の入札(2008~2010年度の3年)でも予定価格(4350万円)を上回る入札であったため不調になり、予定価格を5100万円に引き上げて再度、入札を行い5097万1200円で落札しました(落札率は99.94%)が、今回も同じようなことが起こっています。

 今回、5校の民間委託先の入札が行われましたが、そのうち4校は事実上、1社による入札で、「競争原理」は働いていません。